2024.09.02

【開催報告】SOKENDAI社会連携事業:「岡崎キャンパスにおける市民向け総研大アウトリーチ活動」を開催しました。

7/20(土)愛知県岡崎市の岡崎コンファレンスセンターで実施された「第40回せいりけん市民講座」において、SOKENDAI 社会連携事業のひとつである「岡崎キャンパスにおける市民向け総研大アウトリーチ活動」を開催しました。

SOKENDAI社会連携事業 “岡崎キャンパスにおける市民向け総研大アウトリーチ活動”について

SOKENDAI社会連携事業は、本学の研究や教育の成果を社会に還元することを目的とした事業です。「岡崎キャンパスにおける市民向け総研大アウトリーチ活動」はそのひとつで、生理学研究所(生理科学コース)の研究者による講演のほか、近隣の高校生によるワークショップ、総研大生によるブース展示が行われました。

イベント概要

  • 会場:岡崎コンファレンスセンター 大隅ホール(岡崎市明大寺町字伝馬8-1)
  • 日時:2024年7月20日(土)13時~15時
講演の様子

生理学研究所(生理研)では、地域との連携強化のため毎年岡崎キャンパスにおける市民向けイベントを実施しています。本イベントは、講演とワークショップの2部構成からなり、今回の講演では、生理研の知見聡美助教により「体は電気で動いている⁈~運動をコントロールする脳のしくみ~」をテーマに講義が行われました。講演中、ステージ上で聴講者に参加してもらい実験体験を行うなど、わかりやすく、研究成果を実感できる内容でした。

第2部のワークショップでは、ステージでの実験をさらに多くの方が体験できるブースや、近隣の岡崎高校、岡崎北高校の生徒等による科学をテーマとした工作ができるブース展示などが行われ、小学生から高校生、一般の方まで、幅広い年代の方々(約195名)に参加いただきました。

出展ブースには、総研大から初めて学生による展示が行われ、生理科学コースから田熊大輝さんが「プリズムめがね(上下反転眼鏡)体験」を、天文科学コースから播田實りょう太さんが「超新星爆発について紹介」を通して、研究内容や総研大の紹介を行いました。両ブースとも行列が絶えない賑わいぶりで、参加者は熱心に学生の説明に聞き入っていました。

(左)天文科学コース:播田實りょう太さん (右)生理科学コース:田熊大輝さん
総研大ブースの様子
プリズムめがね(上下反転眼鏡)体験
超新星爆発について紹介

 

実施後のアンケートからは、「実験内容やそれにより得られることや考えられることを分かりやすく教えてくれたので楽しかった」「パソコンでのシミュレーションがあって分かりやすかった」といった感想が聞かれ、満足度の高い充実したイベントとなりました。この事業を通じて、参加者の科学への興味・関心が一層醸成されることを期待いたします。

 

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