2022.02.21

【受賞】本学学生が日本物理学会学生優秀発表賞を受賞

高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 理論センターの森 崇人さん,
Belle IIグループの谷川 輝さんが日本物理学会学生優秀発表賞を受賞

このたび、2021年の日本物理学会秋季大会にて、素粒子原子核研究所 理論センターの森 崇人さん(総合研究大学院大学 高エネルギー加速器研究科 素粒子原子核専攻 5年一貫制博士課程4年(※))と素粒子原子核研究所 Belle IIグループの谷川 輝さん(東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 博士課程3年)が日本物理学会学生優秀発表賞を受賞しました。本賞は日本物理学会年次大会・秋季大会にて優れた発表を行った学生に授与されます。

素核研 日本物理学会学生優秀発表賞
2021年日本物理学会秋季大会にて、日本物理学会学生優秀発表賞を受賞した谷川 輝さん(左)と森 崇人さん(右)

受賞者

講演タイトル:

森 崇人さん(素粒子原子核研究所 理論センター / 総合研究大学院大学 高エネルギー加速器研究科 素粒子原子核専攻 5年一貫制博士課程4年(※))
「相互作用する場の理論におけるエンタングルメントエントロピー」

谷川 輝さん(素粒子原子核研究所 Belle IIグループ / 東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 博士課程3年)
「Belle II実験におけるB0→K_S _0K_S _0K_S _0過程の時間依存CP非対称度の研究」

(※)総合研究大学院大学は5年一貫制博士課程制度を採用しているため、総研大での博士課程4年は通常の大学院における博士課程2年となります。

受賞コメント

森さん
「日本物理学会学生優秀発表賞は私が大学院に入学した後に設立され、いつか取りたいと思っていたので受賞できて嬉しいです。本研究は成果が出るまで1年ほどかかり、苦労もありましたがこのような賞として評価されて嬉しく思います。指導教官の磯先生、共同研究者の酒井さんのお二人には多くのご指導やご助言をいただき、本当に感謝しています。」

谷川さん
「研究が評価されて、今回このような賞を受賞できて非常にありがたいです。日頃から研究を見て下さっている先生方にも感謝します。 粒子と反粒子の違いを見るのが目標ですが、まだ道半ばなので、今後の研究の励みになりました。」

関連ページ

PAGE TOP